羽田野いろは（28）

何度か書いたネタ。


昔、ストーカー化して自宅凸してきたお客さんがいました。


彼は、週に2〜3回ほど

毎回(当時のお店にあった)120分コースで入る人でした。

初対面の際はクセの強い人だとは思ったけれども、話をしていくうちに、寂しがりやなのだと知りました。



彼が心を開いてくれた頃、世間はクリスマスシーズンでした。


【何でもいい、何か身につける物を贈ってくれないか？

僕は、尊敬する人から、身につける物を贈ってもらいたい。

かつてね、○○さんという男性から＊＊を贈っていただいたよ、ほら、コレなんだけど。

100均でも良い、君から何かを貰いたい】



その人は、いつもスーツをお召しでしたので、タイピンにしました。

大和とフォーラスをまわり、フォーラスで購入。

それともう一つ何かを選んだけれども、失念。



クリスマス当日も私を呼んでくれて

タイピン(とプラスα)を大変喜んでくれました。


彼からは、万年筆と質の良いノートを貰いました。

「君は書くことが好きだから。万年筆はその人の使い方が馴染むから、一生君専用。ちょっと良いノートはね、僕も使っているのだが、書くことが楽しくなるよ」と言っていました。


その後、何をどう間違えたのか

彼はガチ恋になりストーカー化し、自宅凸や私の家族のSNS凸などをしてきて、私はお店を退店しました。
(↑どうやって調べたのかは分かりません....。)


お客さんとしてからのことは好きだったので、大変ショックだったことと、非常に怖かったことをよく覚えています。




私があげたタイピンと何か、どうしたのかなあ？なんてたまに考えたりします。