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ファンサすごかった2
第二幕はとうとうファリャ「恋は魔術師」です。
舞台は上手下手に小さめの縦型スクリーンが配置され、雛壇にはOEKが。
そして前半分部分も、普通の舞台のフローリング?ではありませんでした。
あとから分かるのですが、能の足拍子OK仕様の床にしていたようでした。
お恥ずかしながら、私はファリャという作曲家も恋は魔術師も知らず
また、予習もしなかったため、理解できるのか?が少々不安でありました。
ですが、第一幕のトークにて萬斎さんによるストーリー・見どころの解説があったことと
上手下手にそれぞれ置かれたスクリーンにより、歌の和訳が映しだされたりしたことで
私のような素人にもかなり分かりやすい配慮がなされていました。
この舞台というのが
萬斎さんがメインでご活躍されている能(狂言)と、舞踊(今回はフラメンコ💃)、歌舞伎が織り交ぜられていました。
メインキャストのお一人が、歌舞伎役者の中村壱太郎さんで
女形(とここで言ってもいいのかな?)として、カンデーラ役を務めます。
その姿の色っぽいこと...細やかな女性の所作の表現が本当にすごい....。見惚れました。
メインの萬斎さんは亡霊役。
開始早々死んで亡霊になるんですが、その際は頭に三角巾を付けて
「...死んじゃった...」と可愛らしく呟くなど、笑いの要素萬斎、ちがった、万歳。
その後
音楽堂2Fステージ、パイプオルガンのところから出てきてみたり
足拍子を拝めたりなどして、とにかくかっこよかった...😭❤️
尺は短め、美しさがギュッと詰まった一瞬でした☺︎
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そうそう、第一幕の萬斎さんのトークの際に
「見どころ満載」「ややこしい」を連呼しており、ファンサ抜群だなと思いました😂😂
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