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講習2
つづきです。
先生の例え話を聞いて、ドキッとしました。
ついこの間、私自身がこのような体験をしたからです。
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それは、SNSで回ってきた動画でした。
死刑囚の家族に密着した番組の切り抜き動画だったのですが
自宅にて、死刑囚のお母さんと、死刑囚のご兄弟がテレビを見つめるシーンから始まります。
テレビの速報音が鳴り【○○事件の被告、死刑確定】のテロップが流れた瞬間
あああああああ!!!!と声をあげてお母さんが泣き崩れました。
「私が生んだ子なんです、私が死にます」のようなことを泣きじゃくりながら訴えています。
お母さんの言葉を聞いた幼い兄弟が、お母さんを叩きながら
「そんなこと言ってはいけない、自分の命を大切にしてよ!!!」と、これまた泣きじゃくりながらお母さんに言っていました。
動画はここで終わったと記憶しています。
この死刑囚が犯したのは、殺人事件です。
事件の内容を聞いたときの私は「うわあ、なんて野郎だ。こんなんがシャバにおったんけ」と思いました。
この時は、死刑囚のことを調べるでもなく一旦終了したのですが
今回の動画切り抜きを見て死刑囚の生い立ちを調べたらば
なんとも後味の悪い気持ちになりました。
言い方は適切ではないかもしれませんが、可哀想な人であると感じましたね。
それから、自分だってこの人のように人の道を外れるルートがあったろうと思いましたし
お母さんの気持ち、ご兄弟の気持ちを考えて、もし自分が登場人物のうちの誰かだったら?と置き換えて
勝手に身近に感じていました。
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先生が議題にしてお話をされたということは、私と同じような人たちがたくさんいるということですが
まるで自分のことを見られていたような気がしましたね。
心理的距離感について改めて気付かされましたし、いま一度 なぜこれを提起されたを考える必要もあるのかもなあと思いました。
で、これを昨日は一日中考えてたら、寝落ちしたってわけ😂
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