羽田野いろは（28）

東京の人「R」とデートした話。


以前にも書きましたが、Rは私が一方的に好きだった人で、一緒にゲームしたり、互いの誕生日やイベントごとなどにメッセージやギフトを贈り合うくらいの仲でした。

脈なしだと気がついた日、私の心は特別深く傷つくこともなかったし

好きバレはしてたでしょうけど、それで仲が悪くなることもなかったです。


↑この出来事から数年が経ち、今回は私が東京に遊びに行くということで、久々に話す機会ができました。



「東京駅着いたら電話して、車で迎えに行くよ。気をつけておいでね」
「どこか行きたいところある？イロハの行きたい所へ行こうね」


新幹線の中でこのメッセージを見て

男性からこういうメッセージをもらったことがない私は、やっぱり少し舞い上がってしまいました。


東京駅に着き、電話をしたら「南口にいる」と。

八重洲南？丸の内南？と確認すると、多分丸の内とのこと。

「いっぱい車が駐車してるんだけど、そこの先頭にいるよ」とR。


先頭に向かって歩くと、ベージュのカーディガンの男性が大きく手を振っていました。

お迎えありがとう、久々やねと言いながら、Rの車を見てギョッとしました。


べ、べ、ベンツだ〜〜〜‼️


キャリーを後部座席に入れてくれたR。

そして助手席に座るとヒーターのお陰で温かいシート。


「車内が暑かったら言ってよ。じゃあ、行きますか」と出発。

行き先は東京レプタイルズが開催されているサンシャイン池袋です。