-
-
悪い思考の癖
こないだ病院へ行ったときの話。
そこへ、友人Aの妹Mちゃんが患者として来院していました。
Aの妹なので、お話はしたことが何度かある程度です。
「あ、Mちゃんだ」と思ったものの、別に挨拶しにいくまでもないなと思い、その後ろ姿を眺めるだけの私。
すると、とあることに気がつきました。
Mちゃんのバッグにはヘルプマークが付いていました。
ものすごく短絡的ですが
何か困難なことが彼女の人生にあって、ヘルプマークを携えることになったのだろうと想像しました。
そこで私は
【私は今まで、Mちゃんに対して、何かを強いたり嫌なことをしてしまわなかったかな】と怖くなりました。
そんなはずはそうそうありません、だって数える程度しか関わったことがないですし
「こんにちは!元気?」みたいな会話しかしていないはずなので。
Mちゃんは私を一目見て、羽田野イロハと認識できるくらいに記憶しているはずがないのです。
それでも、私が何かをしてヘルプマークの要因になったのでは?と一瞬でも考えてしまうコレ、思考の悪い癖ですね。
人間失格を読みながら「私も失格だわ」などと思いながら、ブンブンと顔を横に振ったのでした。
何はともあれ、Mちゃんに幸あれ。
-